整体四方山話

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「好転反応」と「揉み返し」

東洋医学では「好転反応が出ないと効果がない」とまで言われています。よくマッサージなどで強く揉んでもらって、あくる日に痛みなどが出ますが、あれは「好転反応」とは言いません。

「好転反応」だと説明する先生もいますが、ただの「揉み返し」と言われる現象です。「揉み返し」というのは、筋肉の繊維が損傷して痛みが出ているだけなのです。

好転反応と揉み返しは全く違うもの

ですから、「好転反応」と「揉み返し」は全く別物です。マッサージをして「揉み返し」が出ても体が良くなっていくことはありません。その時だけの効果ですから、何十回何百回マッサージを受けても体はそのままです。

一方「好転反応」が出ると、徐々に体が変わって良くなって行きます。「好転反応」は、たいてい過去に捻挫をした部分とか、調子が悪かった部分また調子が悪かった部分に関連した所に出やすいです。

無痛整体と名乗っている整体院が多くなりました

無痛整体という名前が出始めたのは、約20年位前でしょうか。私はその頃から無痛整体と名乗っています。今でこそ無痛整体と名乗るところが増えましたが、その当時は数が少なかったです。

無痛整体なら安心というわけにはいかない

無痛整体と名乗る人が増えたのは、力で背骨を矯正されて体を壊された人が多かったからでしょう。

女性はもちろんですが男性でも、そういった背骨矯正に恐怖感を持つ人がいます。特に首の矯正をやられて、ボキボキと音がすれば怖い思いをします。

矯正を受けた時は、スカッとすることもあります。しかし、ボキボキ音をさせる矯正を長期間に渡って受け続けると、体に影響が出てきます。

靭帯が緩んできて、関節がグラグラになるわけです。その結果、矯正を受け始めたときよりも背骨の歪みがひどくなります。そういう状態は、昔からカイロ病と言われています。その影響で、ソフトに施術をする無痛整体が多くなりました。

しかし、無痛整体ならなんでも良いわけではありません。無痛整体だって、施術の仕方が良くなければ、体はおかしくなります。

と言っても、骨をボキボキする方法よりは、影響は少ないです。骨をボキボキやられて車椅子生活になる人がいますが、ソフトに施術した場合は、そこまでひどくなることはありません。

でも、施術者を選ばないと、時間とお金を無駄にします。

かばんの持ち方によって体が歪む?

昔ある本(本の名前を書くと差しさわりがあるので書きませんが)に書いてあることを見て、おもわず笑ってしまったことがありました。

笑ってしまいましたが、本は買いましたし、処分をした記憶もないので、今でも家の中を探せば、出てくると思います。

その本の内容ですが、要約すると、偏った動きをすると体が歪んで、体の調子が悪くなって病気になってしまう可能性があるので、体の歪みが良くなるような動きをしなさいというようなことが書いてありました。

かばんの持ち方くらいでは体は歪まない

もう少し具体的な内容を書きます。

例えば、歩き始める時に右から足を出すと体が歪んでしまう人は、左から出しなさいというのがありました。

他にも、カバンを持つ時、右側の腕で持つと体が歪んでしまう人は、左の腕で持ちなさいというのもありました。

その他、体を動かす時の注意書きがこと細かに書いてありました。

でも、そんなこと細かなことを覚えるのは大変ですし、そんなことを考えていては、生活できません。

確かにこの本に書いてあったことは、間違いではありません。

でも、人間の体には恒常性を保つという働きがありますから、一時的に体が歪んだとしても元の状態にちゃんと戻ります。

ただし、外部から体に大きな力が加わって、組織が破壊されるようなことがあれば、体の歪みはひどくなります。

そのようなことがなければ、日常生活での動きで体の歪みが大きくなることはありません。

便秘は腹筋運動をすると解消する?

便秘に腹筋が関係しているということで、腹筋運動を勧めているサイトが多いです。

骨格筋の中で大腸に関連しているのは、腹筋でも内腹斜筋という筋肉です。内腹斜筋は、斜め(腸骨から肋骨、腹直筋)へ走る筋肉です。

腹筋運動では便秘が良くなる可能性は低い

ですから、腹筋運動を行うにしても、普通の腹筋運動ではなく特殊な方法(体を捻る運動)でやる必要があります。

ただ、問題は特殊な方法(体を捻る運動)で内腹斜筋を鍛えるといっても、慢性化した便秘が改善されるかどうかは疑問に思っています。

と言うのは、はたして筋肉を鍛えて大腸の働きが改善されるかどうかということなんです。

私は、腹筋運動をしても筋肉(内腹斜筋)の緊張が減らないと、まったく意味がないと思っています。

つまり、大腸は内腹斜筋の影響を受けていますから、内腹斜筋の緊張が強いのが減らないと、便秘が改善されないというわけなのです。

それから、内腹斜筋の他に、上腕にある腕橈骨筋(わんとうこつきん)という筋肉も大腸に関連しています。

この筋肉も緊張が強いと大腸が影響を受けて、働きが悪くなり、便秘になりやすくなります。

ですから、この筋肉も緊張を減らす必要があります。しかし、腹筋運動では腕橈骨筋の緊張は減りません。

結論としては、大腸に関連のある内腹斜筋、腕橈骨筋の緊張が減れば、便秘は改善されていきます。

でも、腹筋運動を行っても内腹斜筋、腕橈骨筋の緊張が減ることは少ないと考えていますので、便秘が慢性化した人には、腹筋運動はあまりおすすめしません。

妊婦さんの便秘

妊娠すると便秘になりやすいと言われます。

しかし、妊娠すると便秘になりやすいと言われていても、それは個人差があります。

症状

妊婦さんの便秘に伴う症状として

お腹が張る、お腹が痛い、腰痛、コロコロの便が出る、脱肛、吐き気、嘔吐、ガスがたまっておならが出やすい、気持ち悪いなどが挙げられます。

便秘の期間

便秘が続く期間は、2~3日の人もいれば、長い人は1週間~10日間以上も通じがない人も珍しくありません。

1週間~10日間以上も通じがない人は、元々便秘が慢性化していて、妊娠してからその期間が長くなることもあるでしょう。

妊娠して便秘するにはわけがある

原因として、 ホルモンバランスの変化、つわりによる食生活の変化、疲労やストレス、運動不足などが挙げられることが多いです。

でも、原因として挙げられることもあまりあてになりません。

と言うのは、だいたい健康常識というものは間違っていることも少なくないのです。

運動不足になると便秘になるといいますが、プロのスポーツ選手もひどい便秘の人もいますから、この説は完全に間違った常識です。

それから、つわりによる食生活の変化によって便秘になりやすくなるというのも、あまり正確な情報とは言えません。

そもそも女性が妊娠したら、必ずつわりが起きるわけではありません。つわりが起きない人もいます。

ある調査によると20~30%の人がつわりがないそうです。

また50%の人がつわりがないという説もあるそうです。

調査の仕方によって、こういった数字は変化しますので、どの説を信じたらよいのかは分かりませんが。

それはともかく妊娠しても、つわりが起きない人が一定数いるのは確かです。

ところで、つわりが起きない人というのは、完全な健康体の人かそれに近い人なのでしょう。

ですから、そういう人は妊娠しても、便秘などの症状が起きにくいのです。

つまり、妊娠していろいろ症状が出る人は、もともと妊娠しなくても症状が出やすい人なのです。

また、つわりによる食生活の変化(食べる量自体が減る)によって便秘になりやすくなると言われていますが、食べる量が少ないからといって、便秘になるわけではありません。

食べる量が多い少ないことが便秘になる原因ではなく、妊娠によって便秘になる人は、元々内臓の働きがあまり良くなく、妊娠という大事業による精神的ストレスによって便秘の症状が出るのでしょう。

便秘解消の対策

便秘解消の対策としては、便秘に効く食べ物、飲み物、薬、体操などの方法があります。

便秘薬を使えば、たまった便を出すことは可能ですが、薬を飲み続ければ便を出す力が弱くなり、ますます便秘がひどくなります。

また、便秘に効果あるとされる体操、ストレッチなどもいろいろなサイトや本などで紹介されていることも多いです。

症状の軽い人でしたらある程度効果も期待できることもあるでしょうが、便秘の状態がひどくなった場合はそれらの体操などではなかなか改善は難しいでしょう。

上記したように妊娠してから便秘になる人は、元々内臓の働きがあまり良くないことが多いですから、便秘の症状を改善するには内臓の働きを良くするような調整を行う必要があります。

 

斉藤施療院

◆TEL.0574-65-4279

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